カルバマゼピンが売れている

てんかん発作を予防するために使用される薬としてカルバマゼピンというものがあります。カルバマゼピンはNaチャネル阻害薬と呼ばれる種類の薬です。近年では通販で手軽に購入できることから薬の通販サイトを利用してご購入される方が増えてきています。

強直間代発作にカルバマゼピン、乳幼児のてんかん

カルバマゼピンは、部分発作の第一選択薬となっています。
ナトリウムイオンとカルシウムイオンが細胞膜を通過して入ると、脳内に電気信号が流れてネットワークが生じますが、てんかんでは興奮が過剰になりすぎるのが問題になります。カルバマゼピンはそれに対して、イオンの働きを抑えて興奮を抑制する作用があります。
強直間代発作に対しては、カルバマゼピンは選択薬とはなっていません。強直間代発作は全般発作の一種で、脳の大部分に興奮が広がってしまうタイプです。部分発作は脳の一部だけに興奮が生じますが、全般発作は脳全体に生じるという特徴があります。
強直間代発作に対しての第一選択薬となっているのは、バルプロ酸ナトリウムです。こちらもカルバマゼピンと同様にイオンの働きを抑えて興奮を抑える薬です。
同様の効果がある薬でも、発作の型によって最適な抗てんかん薬は違います。なので、薬を選ぶときにはてんかん発作のタイプを正確に診断することが大切です。
乳幼児にも、てんかんの危険性はあります。というよりも、成人よりも小児の方がリスクが高いと言われています。
乳幼児の定義は、生後28ヶ月~2歳未満です。1歳までの発病の場合には、原因が特定できる症候性のてんかんが多いです。例えば、母親の胎内にいる時や、分娩時になんらかの原因で大脳に傷がついてしまった、生まれつき奇形があった(先天性奇形)、生まれつき代謝異常があった(先天性代謝異常)などが原因で起こることがあります。
乳幼児の先天性代謝異常とは、通常持っているはずの酵素(老廃物を解毒して排出させるなど)が生まれつき欠損していることで起こる病気です。ガラクトース血症などが代表的な病気です。